弓道

2022年春から弓道を始めた。市の弓道会が講習会を開催してくださり、続けている。

まずは礼儀作法。歩行、入退場、すべて作法がある。また、取り懸け、手の内、打ち起こし、大三、会など一つ一つの動作をきちんと修得しないと射はうまくいかない。呼吸も大切である。動作を行うたびに吸い、吐きながら終える。

マスターするのに10年はかかると言われる。生きているかどうかわからないが、行けるところまで粘り強く進んでみようと思う。が、下手にやると矢が顔に当たったり、左腕をかすめたりして、恐怖を感じることもある。

ポイントは、力を入れないこと。打ち起こしでは肘を意識しながら掬い上げる。大三で弓手を廻しすぎない。会へは、馬手は肘で引く。弓手の手の内を正しく整え、押しをきちんと行う。呼吸に合わせて動作する。

道着、袴の着付け、弦張りなど、慣れないことばかりで緊張の連続であるが、日本文化を学ぶことの楽しさを感じるとともに、日本文化の持つ深さも感じている。因みに、弓道は武芸のうちの最高位に位置付けられているとのことである。