会員制のウェブサイトの作成の仕方
会員制のウェブサイトの作成で苦労することはありませんか。
WORDPRESS(利用したテーマはTwenty Seventeen )をベースにプラグインを利用して会員制ウェブサイトを作成してみました。
試行錯誤を重ねてようやく完成することができましたので、作成のポイントをシェアします。
1.会員制プラグインの利用
2.初期設定
3.固定ページ設定
4.固定ページの設定反映
5.投稿・固定ページのブロック設定
6.会員登録時の項目設定
7.登録者へのメール設定
1.会員制プラグインの利用
会員制サイト作成には、WP-Members、Simple Membershipなどのプラグインが多く利用されているようです。
いくつか試してみましたが、最終的には、設定方法について理解しやすかったWP-Membersを利用することにしました。
2.初期設定
プラグインをインストールした後、最初に設定に関して次の設定を行います。
(1)一般設定:「誰でもユーザ登録ができる」についてチェックをはずします。
(2)ディスカッション設定:「ユーザ登録してログインした場合のみコメントができる」にチェックを入れます。
(3)表示設定:RSS/ATMフィードに関して、要約のみ表示とします。
3.固定ページ設定
固定ページとして次の3ページを作成し、それぞれにショートコードを設定します。
(1)ログインページ:wpmem_form login
(2)登録ページ: wpmem_form register
(3)ユーザプロファイルページ: wpmem_profile
4.固定ページの設定反映
WP-Membersオプションタブの固定ページに、ログインページ、登録ページを反映させます。
5.投稿・固定ページのブロック設定
WP-Membersオプションタブのコンテンツに関して、投稿及び固定ページをブロック設定するとともに、投稿及び固定ページにログインフォームを表示させるように設定します。
一方、自動抜粋を併せて設定しておくと、未登録者に対してもコンテンツの序文の一部を表示することができるので、登録の動機付けになると考えられます。
6.会員登録時の項目設定
WP-Membersのフィールド設定タブを開いて、登録項目及び必須項目を指定します。
保存方法がわかりにくいですが、適用ボタン左横のセレクトボックスから「設定保存」を選択した後、「適用」をクリックすることにより保存確定します。
なお、登録項目で利用規約の承諾を求める場合には、利用規約についても適用を設定するとともに、WP-Membersのダイアログタブにある利用規約(Terms of services)の欄に、自身のサイトに適した利用条件を記述する必要があります。
7.登録者へのメール設定
WP-Membersのメールタブを選択して、メール関連の設定を行います。
(1)カスタムメールアドレス:特に指定しない場合は、ドメイン名になります。
(2)送信者:特に指定しない場合は、wordpressと表記されます。
以上で、基本的な設定は完了です。
なお、WP-Membersの公式ページは次のとおりです。
wp-members