OPERA Eugene Onegin

オペラ、エウゲ二・オネーギンを新国立劇場にて観劇した。原作、プーシキン、作曲、チャイコフスキーの作品である。

オネーギン、タチヤーナ、レンスキーらの心の葛藤が興味深く、また日本人の感性、感情に共通するものを感じる。

また、オネーギンは19世紀ロシア文学に現れる『余計者』(知性や教養に恵まれながらも、人生に倦怠感を感じ、貴族社会などの社会環境からの孤立、疎外を感じている人々)を現わしているとされる。ロシアのこのような時代的、社会的背景についても理解を深めることができた。プーシキンのエウゲ二・オネーギンは『ロシア生活の百科事典』ともいわれるが、決闘にも法典があるように儀式として行われていたというのも新発見である。

Tatyana: Ekaterina Siurina, Eugene Onegin: Yuriy Yurchuk, Lensky: Viktor Antipenkoなど好演。舞台芸術も素晴らしい。

藤田真央さん Mozart Piano Sonata

藤田真央さん演奏によるモーツァルト、ピアノソナタから、特に好きな曲(メモ)。

4 E-flat major adagio K282, 8 A minor allegro maestro K310, 10 C major allegro moderato K330, 14 C minor allegro K457, 16 C major allegro K545

藤田真央さん 音楽の本質

林修さんと藤田真央さんの対談で、藤田真央さんが、職業としての音楽ではなく、純粋に、音楽を、ピアノを、モーツァルトを愛される姿に感動。また、東京音楽大学の故野島稔学長の『音楽を勉強しつづける人生以上に幸せなことがあるのだろうか』という言葉にも。音楽の本質であるように思う。

冨岡 愛 ”Good bye bye”

冨岡 愛、”Good bye bye”、いいですね。けだるそうな歌声がいい。Youtube見たら、2023年夏、新宿でストリートミュージシャンとして演奏していたのが、今やヒットチャートに。努力家ですね。

藤井 風 『花』(Hana, ballad)

藤井風の『花』がずっと耳に残って離れない。これは何だろう。特に、youtubeのballad versionが卓越していると感じる。彼のピアノによるイントロから始まるこのversionがたまらなくいい。